芋がらの食べ方

芋がらのうま煮

 

 

芋がらは、お年寄りと一緒に生活している家庭や、田舎のある人であればよく知っている食材かもしれません。しかし、都会で暮らす現代の人たちの中には知らない人もいると思います。

 

芋がらはサトイモの葉柄の部分であり、生と乾燥させたものがあります。生の場合は、さっと茹でて甘酢につけて酢の物にして食べるのが一般的であり、シャキシャキした歯ごたえがあって美味しいです。

 

一般的には芋がらといえば干したものが主流であり、場所によってはス-パ-の乾物売り場などに置いてあることもあります。乾燥した芋がらは、水で戻した後、煮物や味噌汁の具にして食べると美味しいです。

 

そこで、芋がらを使ってうま煮を作ってみることにします。最初に芋がらを3㎝ぐらいにカットし、ぬるま湯に半日程度浸しておきます。その後、流水を使って汚れを洗い流しましょう。

 

鍋にごま油を入れたら、そこに芋がらを入れて強火で炒め、さらにさつま揚げを加えてよく水分を飛ばします。鍋の中に出し汁を加え、芋がらに歯ごたえが残るくらいまで強火で煮込みます。

 

その後、調味料を加えます。調味料は、酒を大さじ1杯、濃い口しょう油を大さじ半分、ごま油を大さじ2杯、鶏ガラスープを5g、かつお節を3gです。鍋底に少し煮汁が残るくらいまで煮込んだら、いりごまを散らします。器に煮込んだ芋がらを盛り付け、木の芽を添えれば芋がらのうま煮の完成です。